ギフト-NOVEL12
四葉のクローバー、見つけるのは得意だった。
でも、花輪を作るのは、君の方が、得意だったね。
いつもは出来なかった、花輪が大きく上手に編めた。
その大きな花輪を空に掲げ、僕は……。
優しく、胸に抱き……。
そして、そっと……。
涙をこぼした……。
完
コメント
はじめましての方は、はじめまして。
今回、相崎(ワールドワイドP)様の楽曲である『ギフト』の小説を担当した、響音/音操(ひびきねねく)と申します。
響音でも音操でも、お好きなように呼んでください。
今回、どうしてこの楽曲の小説を書きたいと思ったのか。
理由は主にふたつあります。
ひとつは『この楽曲の男の視点カバーをした』ため。
ご存知かもしれませんが、この楽曲の男の子視点の替え歌を『音操』こと『ねくたんP』が某所にて投稿しています。
替え歌から本家様を知った方もいらっしゃるので、とても嬉しく思います。
この楽曲の魅力に気付いてくれたのだと思ってくださったからだと信じているからです。
そしてもうひとつは『文章というかたちで、どれだけ皆様に感動を与えさせれることができるかを知りたい』ため。
文章で感動を伝えるのはとても難しいことです。
楽曲で感動しても、いざ小説という形になると、楽曲の魅力をどれだけ存分に引き寄せれるかが問題になります。
特にこの楽曲は『kagamination』の締めくくりの曲であり、皆様を感動させた作品でもあります。
僕の文章力でそれがどれぐらい伝わるか、本家様同様の感動を与えさせることができたか、僕は気になっています。
いろんな形で、僕はこの『ギフト』という楽曲に関わっています。
そしてこの楽曲は、僕にとても大切なことを教えてくれました。
ご恩返し、になるかわかりませんが、このような形で再び関われたこと、大変嬉しく思っています。
この小説を通して、皆様が再び『ギフト』という楽曲に興味を示し、その動画を拝聴して感動してくださることを、僕は信じています。
長文になりましたが、御閲覧くださり誠にありがとうございました。
つたない文章力で申し訳ありませんが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。